岐阜県教育委員会は14日、昨年10月に金沢市内の修学旅行先で勤務中にもかかわらず飲酒をしたとして、当時高山市の中学校に勤務していた20~50代の男性教諭5人を減給10分の1の懲戒処分とした。県教委によると、当時、生徒たちは新型コロナウイルスの影響でホテルで分散して食事をしていたが、教諭5人は飲食店で一緒に飲酒していた。処分は13日付。

 5人の処分は、減給10分の1(2カ月)が2人、減給10分の1(1カ月)が3人。この他、中学校の女性校長(59)を減給10分の1(1カ月)、飲酒はしていないが5人と一緒に食事をしていた男女の教員2人は口頭注意とした。

 県教委によると、男性教諭5人は昨年10月31日午前11時から同40分までの間、金沢市内での修学旅行の引率中、飲食店でビールを注文し、中ジョッキ1、2杯を飲んだ。

 今年4月、県教委に匿名の投書が届き、その後の調査で飲酒が発覚した。当時、修学旅行には3年生152人が参加していた。県教委は、職務専念義務の違反や信用失墜行為に当たるとして処分を決めた。

 減給10分の1(2カ月)の2人は最初にビールを注文するなど、飲酒をするきっかけとなったため、処分を重くした。5人は「油断をしてビールを飲みたいと思ってしまった」、「自分の甘さが生徒の思い出を傷つけることになり、悔いている」などと話しているという。