電算システム(岐阜市日置江、高橋譲太社長執行役員)は、保有する東濃インターネットデータセンター(IDC)と、グーグルクラウドなどのパブリッククラウド間を閉域網で接続するサービスの提供を8月1日から開始する。ネットワークセキュリティーへの企業の関心が高まる中、利便性とセキュリティーを両立した新サービスを投入する。自社サーバーをクラウドへ移行する顧客ニーズの高まりを受け、セキュリティーの高い閉域網で接続できる選択肢を増やし、需要を取り込む。

 新サービスでは、限られた利用者のみが使える独立した閉域網でパブリッククラウドとをつなぐことで、パブリッククラウドの利便性を生かしながらセキュリティーを高めることができる。接続ごとに回線を用意することなく、グーグルクラウドやアマゾンウェブサービス、アジュールなど複数のクラウドサービスと接続できる。パブリッククラウドは初期費用が抑えられるなどコスト面に優れる一方、自社で構築するプライベートクラウドは安全性は高いがコストがかさむ課題があった。

 NTTコミュニケーションズ(東京都)が提供する専用線でつなぐ。東海地区では初の展開。システム構築のための投資額は非公表。

 プライベートクラウドにデータを移行した既存顧客へも提案を進め、2022年12月期中に30社の受注獲得を目指す。