岐阜市美江寺町の美江寺公園で午前9時半から出陣式。「裏金問題にふたをして国会を閉じた自民党政治に、さようならの審判を下す。人間らしく働いて暮らせる当たり前の社会をつくろう」と力強く第一声を放った。
経済施策として消費税の引き下げやインボイス(適格請求書)制度の廃止を挙げ「物価上昇に負けない賃上げが必要」と訴えた。社会保障では「介護を受ける人、介護をする人が笑顔で暮らしていける社会。減らない年金、暮らせる年金を取り戻そう」と強調。軍事同盟の強化にも反対し「再び戦争をする日本にしてはならない。平和と暮らしを守る、その先頭に立つ覚悟だ」と決意を述べた。
県委員会の松岡清委員長は「疑惑隠し、争点隠しで選挙に打って出た自民党政権を終わりにしよう。山越を勝たせてください」と支持を呼びかけた。中川裕子県議らも激励。選挙カーで街頭に繰り出した。
山越 徹 氏
肩書き | 党岐阜市委員長・党岐阜地区常任委員・党県委員(元)石油類販売会社社員 |
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出身 | 岐阜市 |
政党 | 共産党 |
現新 | 新人 |
年齢 | 54 |
最終学歴 | 岐阜工業高 |
最終更新日:2024年10月22日
第一声要旨
候補者の横顔
岐阜空襲を経験した母から、戦争のむごさや不条理さを聞いて育った。「命を失うのは若い兵士や市民。武力ではなく、対話でこそ平和がもたらされる」と軍拡に強く反対する。
母國子さん(85)は6歳で空襲を経験。息をしていない幼子をおんぶして逃げる女性がいたこと、何もかも失って貧しかった戦後の暮らしについても聞いた。「小さい頃から、平和について考える機会があった」
両親ともに共産党員。「現地にかけつける」「人の話を聞く」という政治家としてのモットーは、旧柳津町議だった國子さんの背中から学んだ。
7歳のトイプードル「マロン」の名前をメールアドレスに入れるほどの犬好き。「なかなか言うことを聞かないが、それもかわいい」と目を細める。岐阜工業高定時制卒。岐阜市。
重視する政策
◆自由と平和
物価高騰、高い学費、長時間労働と非正規化、減り続ける年金と社会保障費の負担増に、国民の暮らしは破綻に直面しています。政治の責任で消費税の引き下げ、学費の半減、大幅賃上げとセットで労働時間の短縮、暮らせる年金と医療・介護の負担軽減を実現します。アメリカ言いなりの大軍拡、日米安保絶対の日本を戦争する国にしようとする自民党政治を終わらせ、対話による外交努力で戦争の心配のない日本とアジアを実現します。