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コロナ禍で不安抱える女性サポート 「一人で悩まないで」岐阜県が相談窓口



相談窓口の設置や生理用品の無料配布を始めた女性のつながりサポート支援事業のスタッフら=岐阜市薮田南、ぎふNPOセンター
相談窓口の設置や生理用品の無料配布を始めた女性のつながりサポート支援事業のスタッフら=岐阜市薮田南、ぎふNPOセンター

 岐阜県は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、生活や経済面で不安を抱える女性に寄り添うため「女性のつながりサポート支援事業」を実施している。ぎふNPOセンター(岐阜市)と連携して相談窓口を設置し、緊急的な支援として生理用品の無料配布や、訪問支援を行う。担当者は「相談を通して、悩んでいる人たちとつながるきっかけをつくりたい」と話す。

 「複数の仕事を掛け持つ一人親や、正社員に就けない外国籍の人、親子で生理用品が足りない家庭など、複合的な要因もありコロナの影響を受けている女性は多い」と、同センターの原美智子専務理事は現状を訴える。一方で、「特に若年層は支援が届かず、『自分が悩みや不安を抱えている』とは知らない人もいる」と続ける。

 支援事業は同センターが受託し、同市薮田南の県シンクタンク庁舎内にあるセンターの事務所で相談窓口を設置している。また、特設ホームページ(http://gifu-npocenter.org/tsunagari/)では、相談者に合った支援につなげる訪問支援や、居場所の提供を行うNPO団体を紹介している。

 生理用品は同センターのほか、訪問支援や居場所などでも配布する。また、特設サイト(https://logoform.jp/form/T8mB/27973)から申し込み、郵送での配布も行っている。申請はこれまでに7件あり、同センターの野尻智周事務局長は「生理用品を配布することが目的ではなく、公的な機関とつながるきっかけとしたい。不安を抱えている人たちの支えとなれば」と話した。

 相談窓口は毎週水、土曜日の午後2時~4時に設置。問い合わせは同センター、電話058(275)9739、メールアドレスtsunagari@gifu-npocenter.org

カテゴリ: 政治・行政 新型コロナウイルス