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岐阜県最大、コロナ宿泊療養施設を公開 酸素投与室新たに整備



 岐阜県は13日、新型コロナウイルスの軽症者や無症状者が入所する羽島市舟橋町出須賀の宿泊療養施設「ホテルコーヨー本館」の施設内や業務の状況を報道陣に公開した。同施設は県内最大の285床を確保し、9月には新たに酸素投与室を整備した。県は今週中にも中濃圏域に新たな施設を設置する方針で、県内で11施設(計1566床)が稼働する。

 県は昨年4月から宿泊療養施設の運用を開始し、これまで県内の全施設合計で約7800人が入所し、このうちホテルコーヨー本館には約4千人が入所した。13日時点で同施設には215人が入所している。宿泊療養施設から医療機関へはこれまでに県内で344人、うち同施設からは169人が搬送されている。

 看護師は全施設に24時間、日勤3~6人、夜勤2~4人を配置。原則一日3回、入所者に電話で健康観察を実施している。医師は患者を受け入れる医療機関でオンコール(院外待機)体制を取っているが、ホテルコーヨー本館のみ、8月から毎日3時間、医師を配置している。

 また、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)した状況が続いているため、県は機能強化を目的に、ホテルコーヨー本館に9月から県内の宿泊療養施設で初となる酸素投与室を2室(計4床)整備した。運用は未実施。

 県は今月10日、土岐市と恵那市のホテルを借り上げ、新たに宿泊療養施設として運用を開始した。県内は10施設で1463床だが、今後、中濃圏域で103床新たに確保する。県医療・検査体制対策室の加藤一郎室長は「感染のピークは過ぎつつあるが、安心できない状況だ。医療提供体制のさらなる充実を図っていきたい」と述べた。

カテゴリ: 動画 医療 新型コロナウイルス