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廃棄物処理中に500万円発見...落とし主見つからず寄付 処理業者「地域のために」



県に300万円を寄付し、古田肇知事から感謝状を受け取った國本吉男社長(右)=県庁
県に300万円を寄付し、古田肇知事から感謝状を受け取った國本吉男社長(右)=県庁

 岐阜県多治見市内にある自社のリサイクルセンターで処理中の廃棄物から500万円が見つかったことを受け、産業廃棄物の収集運搬・処分の國本起業(可児郡御嵩町)は17日、新型コロナウイルス対策などに役立ててもらおうと県に300万円、多治見市に100万円を寄付した。30日には御嵩町に100万円を寄付する。

 同社によると、今年5月31日、多治見市の同社のリサイクルセンターで廃棄物の処理中に、封筒やポーチの中から計約500万円を見つけた。多治見署に連絡したが、3カ月がたった8月31日までに落とし主が見つからず、500万円は同社に所有権が移行した。社員や県産業環境保全協会と相談した結果、新型コロナ対策などに活用してもらおうと、県と多治見市、御嵩町への寄付を決めた。

 贈呈式が県庁であり、國本吉男社長(66)が古田肇知事に目録を手渡した。國本社長は「当初から寄付が良いと考えていた。コロナ対策に役立ててもらえたら幸い」と述べた。古田知事は感謝状を手渡し、「感染の第5波真っただ中で、大変ありがたい。心して活用させてもらう」と応えた。

カテゴリ: くらし・文化 社会