岐阜新聞Web

  • 美濃
  • 飛騨
  • 美濃
  • 飛騨


「ぎふ和紅茶」風味まろやか、お茶漬けにも 公園で生産した茶葉使用



  • 園内の茶畑(後方)で取れた茶葉を使って新発売された「ぎふ和紅茶」=美濃加茂市山之上町、ぎふ清流里山公園 
  •  

 岐阜県美濃加茂市山之上町のぎふ清流里山公園は、園内の茶畑で生産した茶葉を使用した「ぎふ和紅茶」を新発売した。渋みを抑えた甘い香りとまろやかな風味が特徴で、同公園産の新名物として話題を集めている。

 里山公園には約800平方メートルの茶畑があり、日本茶の品種ヤブキタを栽培している。公園の指定管理者の代表構成員シダックス大新東ヒューマンサービス(東京)が、本年度からこの茶畑の管理を市内の農業生産法人「フルージック」に委託。茶葉を使って、里山の循環を意識した新商品の開発を依頼したのがきっかけで、和紅茶が誕生した。

 フルージックは、高山市奥飛騨温泉郷の温泉の熱と蒸気を活用して茶葉を発酵させた「飛騨紅茶」を製造・販売する同市の「なべしま銘茶」に、紅茶の製造を依頼。飛騨紅茶と同じ製法で、収穫した生葉約300キロから紅茶約60キロができ、数量限定で発売した。

 この茶畑では、できるだけ農薬を使わず、公園内で飼育されているヤギのふんのたい肥を利用した循環型農業を実践している。茶葉の栽培には、加茂農林高校(美濃加茂市)食品科学科の生徒も関わっていく。

 フルージックの渡辺祥二代表(51)は「日本の軟水には角が取れた柔らかい風味の紅茶が合うと思い、飲みやすさを追求した。将来的には園内の『里山の湯』を活用した発酵も模索したい」と話す。なべしま銘茶の田中和弘社長(50)も「渋みが少なく、意外な食べ方だが塩昆布を添えたお茶漬けにも合う」と薦める。

 公園キャンペーンガールの武市祐依さん(24)=美濃加茂市=と原口知夏さん(24)=坂祝町=は、ぎふ和紅茶について「売店の『おんさい館』で茶葉を販売し、『だんご茶や』などで実際に味わえる」と案内している。価格は茶葉2・5グラムのティーバッグ2袋入りで350円。園内飲食店での喫茶の場合、1杯350円。問い合わせは同公園、電話0574(23)0066。

カテゴリ: グルメ