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笠松競馬、9カ月ぶり有観客レース 歓声戻るも信頼回復望む声



 笠松競馬場(岐阜県羽島郡笠松町)は5日、1月12日以来、約9カ月ぶりに観客を入れてレースを実施し、待ちわびた競馬ファンがレースを堪能した。一連の不祥事による開催自粛に加え、新型コロナウイルス感染拡大に伴い無観客で開催していた。ファンからは「信頼回復に努めて」などの声が聞かれた。

 所属する騎手や調教師らによる馬券の不正購入などの不祥事により、1月中旬から開催を自粛。9月8日に約8カ月ぶりにレースを再開したが、新型コロナ対策の緊急事態宣言が発令されていたため、無観客で実施した。今回の第3回開催は8日までの4日間。

 この日は午前10時の開門前からファンが並び、開場と同時に100人近くが入場。観覧席では競馬新聞を手にレースを見守り、一喜一憂する姿が見られるなど、久々ににぎわいが戻った。競馬場によると、来場者は計785人で、例年よりやや多いという。

 羽島市の男性会社役員(74)は「指折り数え、この日を楽しみにしていた。生は臨場感があり気持ちが高揚する」と喜んだ。数十年来の笠松ファンだという名古屋市の無職男性(69)は「二度とファンを裏切らないよう、クリーンなレースをしてもらいたい」と期待。別の男性(63)は「終わったことはしょうがない。信頼の回復に努めて」とエールを送った。

 場内でたこ焼きなどを販売する日比野富子さん(66)は「再開にほっとしている。大勢の人が競馬場に関わっているので、今後はしっかり競馬を運営してほしい」と願った。

カテゴリ: 動画 社会