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黒いバッタ、小1が公園で捕獲 専門家「食べ物など影響か」



  • 虫かごに入った黒いトノサマバッタを観察する男子児童=土岐市肥田町 
  • 黒いトノサマバッタ 

 「真っ黒なバッタを捕まえました」。無料通信アプリLINE(ライン)で読者とつながる岐阜新聞の「あなた発!トクダネ取材班」に、土岐市肥田町の女性(33)からこんなメッセージが寄せられた。名和昆虫博物館(岐阜市大宮町)の名和哲夫館長(66)によると、「トノサマバッタは緑色か褐色のものが多く、黒色は比較的珍しい」と話す。

 発見したのは女性の長男で、昆虫好きの小学1年生(6)。9月中ごろの夕方、親子3人で、家で飼育しているカマキリの餌のバッタを捕りに近所の小さな公園へと向かった。

 「あれ、なんか黒いのがいるね」。緑色の草むらの中に際立って黒い虫が動いているのが目に留まり、長男が手で捕まえた。家へ持ち帰り、餌とはせずに虫かごに入れて2週間ほど大切に観察した。その間に脱皮し、少しだけ黒色が薄まったという。死なせてはいけないからと、今月、元いた公園に放した。

 名和館長によると、トノサマバッタが黒くなるのは、個体数が増えて密度が高くなった時に起こる「群生相」という現象とみられる。一方で、周辺で似たような個体の捕獲例があまりないことから、「食べ物など何らかの加減で色が変化した個体とも想像できる」と語った。

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カテゴリ: くらし・文化 教育