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運転席なし、リモコンで障害物回避 岐阜市で自動運転バス実証実験



 岐阜市は23日から、運転席やハンドルがない小型バスタイプの電気自動車で、市中心部の公道を走る実証実験を行う。31日までの9日間、予約した市民らを乗せて市役所を起点に2ルートを走行する。市は公共交通への自動運転技術の導入を目指し実証実験を2年前から始めており、今年は信号機の色を自動で識別して走行できるかを確認する。

 車両はフランス製で座席数は10。衛星利用測位システム(GPS)と、事前にコースを走行して得た3Dマップを頼りに動く。障害物はセンサーで検知する。

 最高速度は時速19キロ。オペレーター(運転手)が1人乗車し、障害物を避ける時などはコントローラーで操作する。車内外のカメラの映像を確認する遠隔の車外監視員も付けている。

 ルートは市役所を出発し、金華橋通りからJR岐阜駅を経由し、長良橋通りで市役所に戻る1周5キロと、市役所を出発し、若宮通りを経由して市役所に戻る1周2キロの2種類。1日計6便程度を運行する。

 22日は柴橋正直岐阜市長ら関係者が試乗し、2キロのルートを約20分で走った。柴橋市長は試乗後、「近い将来、実用化させたい」と語った。同じ車両を使った自動運転は、オペレーターが乗車する形で茨城県境町の公道で実用化している。

カテゴリ: くらし・文化 動画