岐阜県人会インターナショナル(GKI)は海外で遊学しようとする若者を支援する。1人に補助金40万円を交付する。新型コロナウイルスで世界への扉をいったん閉ざされた若者の背中を押す。実行委員がオンラインで取材に応じ、応募を呼びかけた。

 
 GKIは2021年5月、国内外の県人会で結成。岐阜と世界の架け橋となることを目指している。国内を含む26県人会でつくる。国際感覚にあふれたメンバーが多く、世界各地から岐阜を盛り上げようと初めて企画した。

 GKIで今回の支援事業を担当するカナダ県人会の鷲見英樹さん(57)=カナダ・オンタリオ州在住、郡上市白鳥町出身=は「若者には世界の中の日本、岐阜を意識してほしい」と話す。自身は32歳で移住、剣道を教えている。「カナダに来たからこそ、もっと日本、岐阜のことを勉強しておけばよかったと思う。世界を知り、岐阜のインフルエンサー(影響を与える人)になって」と期待する。

 ヨガインストラクターの船戸千登美さん(34)=東京都在住、岐阜市出身=は2011年に米国・ニューヨークへ渡った。当時、県青少年育成県民会議が行っていた事業で支援金を受け、名門ダンススクールで1カ月勉強。「人生が変わった。いろんな視野を体験できた」との思いから、GKIの支援事業の実行委員に加わった。「いろんな出会いがある。応募してみて」と呼びかける。

 支援の対象は18歳以上30歳未満(今年4月1日現在)で、県出身、または在住、通学通勤している人。プレゼンテーションのテーマは「私が海外でやってみたい夢」。希望する国や地域は問わない。書類、動画など提出された資料で1次審査を行う。「岐阜県人会インターナショナル世界大会」(10月30日・岐阜市内)で最終審査のプレゼンテーションコンテストを行う。

 締め切りは8月31日。問い合わせはGKIのホームページ。