岐阜県と岐阜市は21日、県内41市町などで新たに2029人の新型コロナウイルス感染と、郡上市の70代男性の死亡を確認したと発表した。2日連続で新規感染者が2千人を超えた。1日に発表された数としては、過去最多となった20日の2594人に次いで過去2番目に多い。県内の感染者は累計12万5518人、死者は355人となった。

 21日の新規感染者のうち20、30、40代がいずれも300人を超え、全体の約半数を占めた。新規感染者数は前週の2倍近く、県健康福祉部の堀裕行部長は「医療従事者が陽性になる事例が増えており、同居家族に陽性者が出て出勤できない人も相当出ている」とし、医療提供体制への影響を懸念。療養先の調整についても「2千人規模で感染者が出続けると、一人一人に連絡することが難しくなる」と危機感をあらわにした。

 21日に公表したクラスター(感染者集団)は2件。郡上市の病院で26人、各務原市のサービス付き高齢者向け住宅で11人の感染を確認した。拡大したのは8件で、下呂市の病院で8人増えて計34人。保育施設関連では岐阜市で新たに5人の陽性が判明し162人、山県市で6人の感染が分かり144人となった。

 20日時点の病床使用率は29・7%で、2日ぶりに30%を下回った。自宅療養者は708人増加し、6731人となった。宿泊療養施設の入所者は734人。