機能性表示食品に認定され、販売が始まった夏秋トマト「いとしろ白山姫」
機能性表示食品に認定され、販売が始まった夏秋トマト「いとしろ白山姫」=県庁

 消費者庁の「機能性表示食品」に認定されたトマト「いとしろ白山姫」が4日、発売された。奥美濃プロデュース(岐阜県郡上市白鳥町大島)が同町石徹白地区で生産する夏秋トマト。県食品科学研究所(岐阜市柳戸)によると、1個半ほど食べることで、トマトに含まれるリコピンの「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能」、GABAの「高めの血圧を低下させる機能」の効果が期待できる。二つの機能を兼ね備える生鮮トマトは国内初という。

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 同社は2013年から、標高約750メートルの高原で夏秋トマトを生産している。寒暖差を生かした程よい酸味と甘みが魅力の「いとしろ白山姫」のブランド価値を高めるため、昨年9月に消費者庁へ申請、今年1月に受理された。専門人材を派遣して新商品開発を支援する同研究所の「食品開発プロモータ派遣事業」を活用した。

 

 完熟させて収穫することでリコピンをふんだんに含み、熟すと減少するとされるGABAも一定量保たれることが成分調査などで確認できた。実が硬質で日持ちが良いのも特徴。

 同社の中川剛志総括部長は「生産者のこだわりが詰まったトマト。付加価値を高めることで、地域農業の活性化につなげたい」と話した。

 県内のコープぎふで販売しているほか、今後はスーパーやネット店舗「奥美濃の里楽天市場店」での販売を予定している。