岐阜県と岐阜市は5日、県内全42市町村などで新たに過去5番目の3127人の新型コロナウイルス感染と、1人の死亡を確認したと発表した。人口10万人当たりの新規感染者数は1058・65人で、過去最多を9日連続で更新した。直近1週間での新規感染者数の平均は2992・57人。県内の感染者は累計16万4655人、死者は計379人となった。

 死亡したのは、岐阜市の80代男性。自宅療養者は4日時点で前日から925人増の1万7948人で、過去最多を更新した。

 感染が広がりやすいとされるオミクロン株の派生型「BA・5」の疑いがあるウイルスは、8月1~5日に行った検査419件のうち94%に当たる394件で確認され、県健康福祉部の渡辺幸司次長は「(派生型に)ほぼ置き換わっていると言える」と述べた。

 新たに公表したクラスター(感染者集団)は3件。うち2件は高齢者福祉施設で、羽島郡岐南町で21人、多治見市で11人。可児市の病院では7人の感染が確認された。拡大したクラスターは15件で、本巣市の高齢者福祉施設では6人増加、計55人となり、土岐市の障害者福祉施設では2人増えて計63人となった。

 4日時点の病床使用率は58・6%、宿泊療養施設の入所者は1132人。