岐阜県高山市の「春の高山祭」が15日、2日間の日程を終えた。新型コロナウイルスの影響で、昨年に続き屋台行事を中止するなど規模を縮小。「新しい生活様式」にのっとった開催となり、静かに閉幕した。

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 氏子らはマスクを着けて参加。飲酒をなしにしたり、行事の人数を絞ったりと感染対策を徹底した。屋台は各蔵での公開にとどめ、長時間の見物を避けるよう求めた。一部の屋台は2日間ともわずかな時間、点検のために狭い範囲ながら動かし、観光客らを驚かせた。天気に恵まれた15日は、日に照らされ輝いていた。

 祭りで着るかみしもとソーシャルディスタンス(社会的距離)をかけた「静かな春祭り カミシモディスタンス」とのテーマを初めて設けた。祭りを取り仕切った平田邦彦さん(68)は「縮小したが、氏子から楽しかったと言ってもらえた。屋台もお披露目でき、いい春になった」と話した。

 市によると、2日間の人出は1万9千人で、例年の1割ほどだった。