春の味覚を代表するタケノコのシーズンがやってきた。その名の通り、タケノコは竹の子ども。竹の地下茎から伸びる若い芽を掘って食べるわけだが、成長するとどんな姿になるのだろう。岐阜県羽島市内の農家の協力で"青年になったタケノコ"を食べてみた。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン協力してくれたのは、1月にフキノトウやツクシの芽吹きを知らせてくれた羽島市桑原町西小薮の日比千恵子さん(67)。4月に入り、自宅裏の竹林でタケノコが顔を出したというので冒頭の趣旨を説明。理科のような学びに役立つならと1本だけ掘らずに残しておいてくれた。
2週間たった14日、日比さん宅を訪れると、竹林に人の背丈より高く成長したタケノコが! 高さ2・5メートル。ここ数日で「一気に伸びた」という。見た目はタケノコだが皮を剝ぐと、根元に近いところは竹そのもの。赤みがかった緑色をしている。かじってみると、頭の辺りはタケノコと同じように食べられそう。下の方は柔らかさが残るが、繊維質でえぐみもある。
竹になりかけの部分を調理した。輪切りにすると、ウリのような切り応え。ゆでると食感も風味もほとんどメンマだ。それでも「大きくなる前に食べた方がいいね」と日比さん。「タケノコは成長が速いので、今だけの一瞬の楽しみ。味わいながら春を実感して」と話していた。















