男の子を育てる保護者の「おちんちん」の悩みに応える本が出版された。その名も「おちんちんの教科書」(誠文堂新光社発行)。著者は、自らも4歳と1歳の一男一女を育てる泌尿器科医の岡田百合香さん(32)=愛知県豊橋市=だ。代表的な悩みである「皮はむくべきか」問題などで、頭を抱える保護者に優しく寄り添う一冊となった。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」岡田さんは岐阜市出身。岐阜大医学部を卒業後、豊橋市民病院に勤務し、子育てをしながら非常勤医師として働く。
異彩を放つ取り組みが、豊橋市や岐阜市などで母親向けに開く「男の子ママのためのおちんちん講座」だ。性器にまつわる話は敬遠されがちで、だからこそ母親が一人で悩んだり、間違った方法でケアしたりする現実を知った岡田さんが、正しい知識を伝える場として開催。すると毎回キャンセル待ちが出るほどの人気講座になった。
「包茎って何?」「触っていてもOK?」「大きい方がいいの?」「ペニスって呼ぶべき?」…。本書が取り上げるテーマには、育児中の親たちの「本音」が並ぶ。専門医である岡田さんは、一つ一つを医学的な視点から丁寧に解説。ほかにも性器の洗い方やおむつの替え方、病気の悩み、トイレで排せつするための「トイレチャレンジ」など、日常の悩みやケアについても細かく紹介している。よく寄せられる相談はQ&A形式で分かりやすくまとめた。
さらに、同じく子育て中の作家、白岩玄さんとのユニークな対談も収録し、父親の本心にも迫る。岐阜新聞社のニュースサイト「岐阜新聞Web」が昨年、岡田さんへの取材を基に配信した記事にも触れ、「子どもの性器をどう呼ぶか」という問題にも言及している。
岡田さんは「性器の悩みは、他のテーマに比べて相談のハードルが高い。保護者の皆さんの負担や悩み、ストレスを軽くする一助になれば」と話している。













