子ども指導対局会で対局する高田明浩四段=3日午後2時24分、岐阜市前一色、市東青少年会館

 4月1日付でプロ棋士となった岐阜県各務原市在住の高田明浩四段(18)が3日、岐阜市内で開かれた子ども指導対局会に出席し、昇段後初めて県内で、奨励会入会前の師匠柴山芳之さん(63)=各務原市=らに公の場であいさつ。デビュー戦となる20日の順位戦を前に「最初の目標なのでしっかり取り組む」と抱負を述べた。

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 指導対局会は柴山さんが主催し、将棋教室の生徒14人が参加した。高田四段は昇段後、地元岐阜で子どもたちに指導対局するのを待ち望んでいたという。

 柴山さんから「いつ名人になるの」と水を向けられた高田四段は「まだまだ実力不足だと思うのでさらに精進したい」と謙虚に話し、「20歳までにタイトルに挑戦する」と力強く語った。

 指導対局では4人の児童と同時に対局。代わる代わる瞬時に一手を繰り出し、感想戦まで行った。飛車角落ちの高田四段に勝利した羽島市立中央小5年の男子児童(10)は「序盤で高田四段が定跡を外したので動揺した」と緊張した様子。高田四段は「自分が子どもの頃より一生懸命取り組んでいる」と後輩らに感心していた。順位戦に向けては持ち時間が長い対局に対応すべく準備していると明かし「1局が深夜までかかるが集中を切らさず頑張りたい」と話した。