岐阜県と岐阜市は12日、県内28市町などで計134人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの発表数としては、今月7日の130人を超えて過去最多を更新。感染者数は累計6900人となった。記者会見した古田肇知事は「昨春以降のコロナ対応の中では最大の危機に直面している。さらに感染防止対策を徹底していく」と強調した。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」人口10万人当たりの直近1週間の感染者は過去最多の41・28人となり、今月1日の約18人から2倍以上に増えた。また、病床使用率は11日時点で前日比1・5ポイント増の58・9%。圏域別では岐阜圏域で7割、中濃圏域が6割を超えている。
新たに確認されたクラスター(感染者集団)は7件で、うち大型連休中にバーベキューをして感染が広がったケースが3件あった。大垣市と不破郡垂井町の親族関連は9人、下呂市と大垣市の親族7人、大垣市の親族6人で、いずれも自宅などでバーベキューをしていたという。
この他、岐阜市の高齢者福祉施設で職員と利用者の5人の感染も確認された。
県健康福祉部の堀裕行部長は「連休中の食事や家族の集まりなどの陽性事例が増えている。バーベキューは屋外なので安全だと思う人もいるようだが、マスクを外した長時間の飲食になりがちで感染リスクは高まる」と指摘。「バーベキューも含めて、普段飲食をしない人との会食は避けてほしい」と呼び掛けた。
拡大したクラスターは12件。このうち、関市の職場関連は4人増えて43人となった。このクラスターでは、教会でバーベキューなどの食事をしていた感染者が含まれていることも分かった。瑞穂市の朝日大では、運動部員4人の感染が判明し11人に拡大した。
加茂郡富加町の職場関連の25人の変異株クラスターは、2週間新たな感染者が確認されず終息した。
入院していた各務原市の80代男性と、羽島郡岐南町の80代女性の2人が死亡し、死者は計142人となった。変異株陽性者は新たに11人を確認し、計310人となった。
【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移










