北アルプスを一望できる展望デッキ「槍の回廊」の眺め=19日午後、高山市奥飛騨温泉郷、頂(いただき)の森

 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の新穂高ロープウェイ最上部、標高2156メートルに位置する山頂エリアが19日、「頂(いただき)の森」としてリニューアルオープンした。北アルプスの山々を間近に感じられる展望デッキ「槍の回廊」や休憩スペースが整備され、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ観光客の回復が期待される。

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 山頂エリアはロープウェイ西穂高口駅から登山口へと広がる原生林。登山者以外にも自然を体験してもらおうと、運営会社の奥飛観光開発と名古屋鉄道が2019年から整備を進めていた。

 展望デッキは、直径25メートルにわたって空中に張り出したブーメラン状。槍・穂高連峰の絶景を一望できる。今回のリニューアルは第1弾で、今後は散策路などを造る予定。

 この日は晴天に恵まれ、多くの観光客でにぎわった。記念式典で奥飛観光開発の宮川学社長は「北アルプスの迫力を感じ、上質な時間を過ごしてほしい」とあいさつ。関係者ら約30人と完成を祝った。