柿を選別する生産者ら=本巣市見延、JAぎふ糸貫選果場

 岐阜県内有数の柿の産地・本巣市で4日、柿の出荷が始まった。同市見延のJAぎふ糸貫選果場では、マル糸柿振興会の生産者らが、鮮やかに色づいた柿の品質を確認したり、箱詰めしたりした。

 出荷が始まったのは、甘柿のわせ品種の「早秋(そうしゅう)」「太秋(たいしゅう)」。早秋は果肉が柔らかく、太秋はサクサクした食感が特徴。

 選果場では、生産者やパート従業員約70人が、柿の形や色などを人と機械のカメラで二重に確認し、丁寧に箱に詰めていった。この日は、約8トンが東海地区に向けて出荷された。

 振興会の松尾学委員長(78)は「今年は例年以上に味が良く、皆さんに食べてもらいたい。収穫量は平年並みになりそうだ」と話した。

 10月下旬から「甘柿の王様」と呼ばれる富有柿の出荷が始まる。作業は12月上旬まで続く見通し。