ドローンの博物館がオープン予定の旧勤労青少年ホーム(右奥)。左のプールも操作技術の研修で活用する予定=美濃市曽代(ROBOZ提供)
連携協定を締結した石田宏樹社長(右)と武藤鉄弘市長=美濃市上条、市防災・中央コミュニティセンター

 小型無人機ドローンのスクールなどを運営するROBOZ(ロボッツ、岐阜県恵那市上矢作町)は11月13日に、美濃市曽代にドローンの博物館「ドローンミュージアム&パークみの」をオープンさせる。同社所有のドローン100台以上を展示し、広く一般市民にも技術や活用方法を知ってもらう場にする。

 同社は恵那市を拠点にスクール運営、ドローン販売、空撮などの事業を展開している。今夏、美濃市曽代の旧勤労青少年ホームを市から購入し、10月からは郡上市美並町の支社を同所に移した。

 同博物館もこの建物を活用する。現在、建物の改装を進めており、ドローンの展示スペースのほか、スクールで活用する教室、修理などができる制作工房も設ける。

 同社は、重さ20グラムほどの手乗りサイズのドローンから、10キロ以上の産業用まで300台ほどを所有しており、これらを展示する。石田宏樹社長によると、ドローンは空撮のイメージが強いが、農薬散布や災害現場での救助活動、鳥獣害対策、情報通信技術(ICT)教育などの分野でも利活用が進んでいるという。

 博物館では、ドローンの販売のほか、スクールや研修も開講する。隣接する市民プールの敷地を活用し、専用飛行場として操縦訓練ができる。

 同社と美濃市は18日に連携協定を締結した。観光誘客や産業振興、測量調査、防災、教育などで連携を図る方針。

 締結式で石田社長は「ドローン産業の発展スピードはとても速い。美濃市から新しい技術を全国に発信していく」と意欲を見せた。武藤鉄弘市長も「今後活用が必要な技術。多くの人が美濃市を訪れて滞在しながら学んでくれる場所になれば」と期待を込めた。

 11月13日はオープニングイベントが行われる予定。