感謝状を受けた小長谷夕菜さん(左)と陽子さん=高山署

 道に迷っていた高齢男性を保護したとして、岐阜県警高山署は、飛騨高山高校3年生の小長谷夕菜さん(17)と母親の陽子さん(46)=高山市国府町名張=に署長感謝状を贈った。

 2人は今月5日の午後7時20分ごろ、同町内で車に乗り信号待ちをしていた際に、ふらつきながら自転車を押して歩く男性を発見。男性は「市内に行きたい」と繰り返していたという。夕菜さんらが「おうちはどこ」などと声を掛けても、はっきりと返答がなかったことから、男性を自転車と一緒に車に乗せ、国府駐在所まで送り届けた。男性は無事に自宅へ帰れたという。

 親子は高山署で田口慎治署長から感謝状を受け取った。陽子さんは「男性がけがもなく家に帰ることができ、安心している」、夕菜さんは「これからも困っているお年寄りがいたら助けたい」と話した。

 田口署長は「この時期でも夜は急激に気温が下がり、事故などに遭う危険もある。命を救っていただいた」と感謝を伝えた。