自動車板金塗装、修理販売の「岐阜フェンダー」(岐阜県関市鋳物師屋)を経営する野村昌彦さん(68)が、1年がかりでオリジナルの自動車を製作した。8月に車検に合格し、公道も走ることができる。コロナ禍で仕事が減った時間を使い、夢だった自動車づくりを実現させた。「車を見てもらうことで、少しでも周囲に元気を与えることができれば」と思いを語る。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」昨年春の新型コロナウイルス流行に伴う外出自粛で、板金業務は大幅に減少。余った時間を使い、一念発起して車づくりに挑戦した。電気系統の整備は一進一退を繰り返し、「嫌になって作業から離れ、またアイデアを思い付いて作業に戻ることを繰り返した」と振り返る。
車の土台やエンジン部分には、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の小型車「ビートル」の中古品を使用。老朽化して動かなくなった部品は新たに取り寄せて組み立てた。
ボディーは、遊園地の乗り物を手掛ける業者に依頼し、発泡スチロールの表面を樹脂でコーティングした土台に自ら色付けした。
完成した車は長さ383センチ、幅190センチで、2人乗り。クラシックカーのような雰囲気を大事にしながら近未来の車のイメージに仕上げた。
完成後は友人や家族を乗せて走っているが、「歩いている人が振り向くくらい」と注目の度合いを語る。今後はイベントでの活用も検討しており、「お披露目できる場があれば、活用したい」と話している。













