岐阜大サマースクールに参加した外国人留学生のホームステイを長年にわたり受け入れ、岐阜県郡上市八幡町の伝統文化を伝えてきた郡上八幡国際友好協会は今夏、オンラインで海外の大学生に郡上の魅力を伝える。新型コロナウイルス禍で留学生の来日がかなわない中、代替プログラムの一環で初めて企画。交流日に披露する地域紹介の動画の撮影が市内であり、地元住民が郡上おどりの輪をつくった。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」協会は1996年から毎夏、日本語を学ぶスクール参加者と郡上八幡の橋渡し役を担ってきた。例年欧米やアジア圏から20人前後が訪れ、3泊4日の日程で市内に滞在。郡上おどりの講習会や地元児童との交流を企画してきた。
同大日本語・日本文化教育センターは新型コロナ感染拡大を受け、昨年はスクール開催を見送った。渡航制限などにより再開のめどが立たない中、今夏は代替策としてオンラインの留学プログラムを企画した。
23日~7月7日の平日延べ11日間のプログラム日程のうち、日本語研修の合間を縫い30日からの2日間を交流に充てる。米国とマレーシアから計5人が参加し、日本の城や踊りといった伝統文化の紹介や、地元の小学生と画面越しで交流するという。
2日はセンター関係者が市内を訪れ、協会役員の案内で郡上八幡城や郡上本染を手掛ける渡辺染物店などを撮影した。同市八幡町殿町の郡上八幡まちなみ交流館では、八幡おはやしクラブの会員約10人が郡上おどりを披露。歴史や楽器の紹介に続き、「かわさき」「春駒」の2曲を解説付きで実演した。
協会の辻治美会長(65)は、撮影を終え「伝統的な文化が息づく郡上の魅力が少しでも伝われば」とし、コロナ収束を見据えて「来日の際には一緒に踊りの輪をつくりたい」と願った。










