ライトアップされた助右衛門サのもみじ=美濃市長瀬

 岐阜県美濃市長瀬の板取川に架かる旧長瀬橋の上流で「助右衛門サのもみじ」のライトアップが28日まで行われている。赤や黄に色づいたモミジが光に照らされ、幻想的な空間が広がる。

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 モミジは明治時代、紙問屋を営み財を成した10代目武井助右衛門が京都・嵐山で見たモミジに心を奪われ、嵐山から苗を持ち帰って植えたと伝わる。

 ライトアップは地元の有志でつくる実行委員会が2013年から始め、今回9回目。当初は対岸の河原側から3、4基で照らしていたが、一昨年ごろからは12基に増やした。また、木の根元から照らすなど、毎年見応えが増すよう工夫を重ねてきた。昨春は、旧長瀬橋の改修で橋の欄干が朱色に変わり、橋と紅葉が調和した光景も楽しめる。

 今年実行委員長を引き継いだ平林守さん(72)は「新型コロナウイルスの影響でこの2年は点灯式はできなかったが、なんとかライトアップは続けてきた。モミジの由緒を再認識し、大切にしていきたい」と話した。点灯は午後5時~同9時。