岐阜市は24日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種について、来年2、3月に接種対象となる市民約12万人のうち、4割強の約5万1千人が1、2回目と異なるワクチンを打つ「交差接種」になると発表した。

 約12万人の大半は1、2回目に米ファイザー製を打っており、交差接種を受ける市民は、3回目で米モデルナ製を打つ。今年6、7月に2回目を終えた医療従事者と65歳以上の高齢者が対象となる。市は接種を受ける人がどちらかを選べるかについて「未定」とした。

 国は1月まではファイザー製、2月以降はファイザー製とモデルナ製で必要数量を賄う方針。市によると、国の配分量から概算して、2、3月はファイザー製を約6万9千人分、モデルナ製を約5万1千人分使用する。モデルナ製は従来、県が岐阜産業会館(同市)に設置した大規模接種会場と職域接種で使ったが、3回目は医療機関でも打てるよう、市は市医師会らと協議する。

 国の方針では、追加接種は2回目の接種を完了した18歳以上に打つ。現在のところ、市内は約28万4千人が対象。市は接種体制として、3回目も1、2回目と同様に、公共施設での集団接種と医療機関での接種を組み合わせて、12月から接種を始める予定。