ライトアップされ、幻想的な光景が広がる「氷点下の森」=高山市朝日町胡桃島、秋神温泉

 夜間には氷点下20度近くまで冷え込む岐阜県高山市朝日町胡桃島の旅館「秋神温泉」で、木々に谷水をかけて凍らせた冬の風物詩「氷点下の森」がライトアップされ、幻想的な景色が広がっている。

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 氷点下の森は旅館主人の小林繁さん(故人)が50年ほど前、観光客が少ない冬の呼び物にしようと、厳しい寒さを生かして始めた。現在は長男の徳博さん(59)が引き継いでいる。

 昨年12月下旬から、木の間に細かい穴を開けたホースを巡らせ、谷から引いた水を噴射。方向や水量を調整しながら凍らせ、大小70基のライトで照らす。氷から色とりどりの柔らかな光が漏れ出し、観光客が写真撮影を楽しんでいた。

 ライトアップは日没~午後9時。今年は新型コロナウイルス禍で中止していた氷祭りを3年ぶりに、2月11日午後4時30分から開催する。徳博さんは「冷え込みは十分。今後はますます厚みが増し、祭りの頃にはより迫力ある氷を見てもらえる」と話している。