岐阜県を盛り上げようと、県内在住の人たちが中心となって5月、「ふるさと岐阜県人会」を立ち上げた。普通、県人会は県外や海外にあることが多い。なぜ県内在住の人たちが? 設立の理由を聞くと、コロナ禍が背景にあった。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」「ふるさと岐阜県人会」は元美濃市観光協会事務局長の池村周二さん(61)=美濃市亀野町=が会長、衣斐淳美さん(53)=揖斐郡揖斐川町小島=が副会長として立ち上げた。会員制交流サイト(SNS)のアプリ「クラブハウス」が会員を結び付けた。
クラブハウスは音声だけでやりとりする。参加者同士で対話したり、話を聞いたりして交流できる。池村さんは今年2月、アプリ内に「岐阜県民会」というコーナーを開設。これまでに100回以上交流する機会をつくり、平均で5、6人、多いときには一度に20人以上が参加した。参加者の中にはブラジル県人会の役員もいて、「地元に県人会があってもいいよね」との話から設立に至った。9人が初期メンバーとして加わった。
池村さんは「コロナ禍だから、SNSで人のつながりが深まった」という。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ビデオ会議やSNSを使う人が世界中で同じように増えた。「岐阜が好き」という共通の思いを持つ人たちが、全国や世界各地から簡単に集える場がSNS上に生まれた。
5月には、国内外の24県人会による「岐阜県人会インターナショナル(GKI)」が設立された。GKIは来年秋をめどに、県内で県人会関係者が集結する世界大会の開催を目指している。「ふるさと岐阜県人会」もGKIに加わり、開催のサポートを予定している。
「GKIの一つとして海外の仲間を支えたい」と池村さん。「彼らが岐阜に帰ってきたとき、気軽にお茶でも飲みに行ける存在でありたい」と話す。
問い合わせは会員制交流サイト「フェイスブック」内のグループ「岐阜県民会」へ。










