岐阜県内の企業でも、接種計画が具体化してきている。岐阜新聞社の取材では、イビデンが23日にも接種を開始したい考えを示した。十六銀行、大垣共立銀行、セイノーホールディングスなども準備を進めている。
イビデンは、副反応発生時に使用する救助用キットを確保でき次第、開始する。対象人数は3千人だが、基礎疾患のある社員には個別接種を推奨しており、人数は流動的。
十六銀行は、7月3日から順次、岐阜市内の研修施設で接種を進める。対象はグループ会社の全従業員や家族ら約5700人。バローグループは7月17、18、24、25日の4日間、可児市内のグループ施設で計2500人に接種を計画している。セイノーホールディングスは、大垣市の本社と東京、名古屋、大阪の4拠点で千人ずつ、7月中には接種を始める予定。大垣共立銀行も7月中に開始予定で、5900人の接種を検討している。この他、川崎重工業岐阜工場は、7月中の接種に向け準備を進めている。税理士法人TACT高井法博会計事務所(岐阜市)を中核とするTACTグループは7月中旬、グループ13社の従業員に加え、顧客にも呼び掛け、計1500人を接種する計画。
◆朝日大が7月2日接種開始 県内13大学が申請
新型コロナウイルスワクチンの職域接種について、県内の大学では、21日に接種を始めたところはないが、国への申請を済ませるなど、多くの大学で接種に向けて準備を進めている。早いところでは、朝日大学(瑞穂市)は7月2日から接種を始める。学生や教職員約4千人を対象に、キャンパス内の体育館で1日800人の接種を見込んでいる。看護学科の教員や、歯学部の歯科医師資格を持つ教員らが接種などを担う。
14日までに国への申請を済ませていたのは同大のほか、東海学院大・短大(各務原市)、岐阜保健大・短大(岐阜市)の5校だったが、21日までに岐阜大(同)、岐阜聖徳学園大・短大(同)、岐阜女子大(同)、中部学院大・短大(関市)、中京学院大・短大(中津川市)の8校も新たに申請を行い、準備を進めている。
岐阜女子大は7月第2週から、中部学院大・短大は7月10日から、東海学院大・短大、中京学院大・短大は7月下旬から接種を始めたい意向。学生、教職員合わせて1万人規模になる岐阜大は18日までに国への申請は済ませたが、接種開始時期などは調整中。
県立看護大(羽島市)、平成医療短大(岐阜市)などは、今月末に始まる県が医学系学生を対象に岐阜産業会館(同)で行う大規模接種を利用する。










