不審な電話は「NTTファイナンス」をかたった内容で、岐阜県警は詐欺被害の入り口になるとして注意を呼びかけている=県警本部

 岐阜県警は、実在する金融会社の名前をかたり、自動音声ガイダンスで個人情報などを聞き出そうとする、不審な電話の音源を公開した。未納料金名目での現金詐取などが目的の電話という。県警は「全国的に増加傾向にあり、県内でも相談事例が増えてきている」と注意を呼びかけている。

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 公開した音声は、実際に警察官の携帯電話にかかってきたもので、相手番号が表示されない「通知不可能」での着信だった。男のアナウンスで「NTTファイナンスより重要なお知らせです」「利用中の電話回線で未納料金があります」などと案内があり、オペレーター接続を促される内容。

 音声指示に従った場合、未納料金名目での電子マネーカードの購入を指示されたり、口座調査名目として金融機関の口座番号や暗証番号を入力させられたりして、詐欺被害につながる恐れがある。

 電話を受けたのは、県警で詐欺被害の抑止を担当する生活安全総務課の警察官で「警察官である自分でも一瞬、不安に感じた」と振り返る。NTTファイナンスは実在するが、同様の案内は行っておらず、同社もホームページで注意を呼びかけている。県警の担当者は「このような電話があれば詐欺と思って相手にせず、警察に連絡を」と話している。