高さ9メートルのクリスマスツリー=東京・丸の内、丸ビル

 東京・丸の内エリアで開催中のクリスマスイベントで、丸ビル1階に積層段ボールメーカー「日本セキソー」(岐阜県中津川市蛭川)の防炎段ボールを使用した高さ約9メートルのクリスマスツリーが展示され、人々の注目を集めている。展示終了後はリサイクルされ、新たな紙製品となる。同社は「安全な空間づくりにつなげ、SDGs(持続可能な開発目標)の意識を発信したい」としている。

氏名や役職・部署名で検索!「岐阜の経済・人事情報 ポータル」

 消防法では、高層ビルなどでは防炎製品を使うように定めている。同社によると、段ボールは日本防炎協会(東京)の防炎認定を受けており、企画展示の元請け企業から環境に配慮した再利用が可能な紙パネルを使いたいと相談があり、採用が決まった。

 先月11日から展示中のメインツリーには土台と緑色の葉などに段ボールが使われている。鮮やかな緑色に印刷された段ボールも再利用が可能。段ボールはほかの展示物にも採用され、存在感を放っている。担当者の安藤秀和さんは「SDGsをきっかけに素材自体の見直しが進んでいる。多くの人に段ボールに注目してほしい」と期待を込める。

 イベントはハリー・ポッターの映画シリーズ1作目の「ハリー・ポッターと賢者の石」の公開から20周年にちなんだ企画となっている。ツリーは「ホグワーツの魔法の樹」と呼ばれている。展示は25日まで。