岐阜県内初の大学拠点接種でワクチン接種を受ける学生=2日午前10時6分、瑞穂市穂積、朝日大学

 岐阜県瑞穂市の朝日大は2日、学生や教職員らを対象にした新型コロナウイルスワクチンの職域接種(大学拠点接種)を始めた。同大によると、県内の大学では初めて。対象は約4000人。8日までの6日間で1回目の接種を完了し、8月上旬に2回目を終える予定。

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 朝日大は、6月10日に職域接種を国に申請した。希望する同大、歯科衛生士専門学校の学生、教職員、大学の協力企業関係者のほか、瑞穂市の小中学校や近隣自治体の高校の教職員、地域住民らが対象。接種や問診などは、医師や歯科医師の資格を持つ同大と同大病院の教員らが担う。

 すでに医療系学生を対象にした先行接種を受けた学生らもいる。先行接種を含めると、全学生の7割に当たる2029人が接種を完了する予定。

 朝日大では現在、感染拡大防止策としてリモートと対面を組み合わせた授業を実施しているが、多くの学生がワクチン接種を受けることから9月からは通常の対面授業に戻すことを検討している。

 接種会場は朝日大の体育館。初日は約1080人が6レーンに分かれて接種を受ける。歯学部2年の学生(20)は「不安もあったがスムーズに終わって良かった。大学内で環境が整っている中で安心して接種できた」と話した。同大担当者は「ワクチン接種を通じて少しでも通常の学生生活に戻したい」と語った。