岐阜県美濃加茂市の干し柿「堂上蜂屋柿」。1個千円と高価で、そのまま食べるのが一般的だが、実はアレンジしてもおいしいという。本紙くらし面(毎月第3水曜日)で「minokamo毎日ごはん」を連載中の料理家・minokamo(本名・長尾明子)さん=美濃加茂市出身、東京都=がアレンジレシピを提案してくれた。
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岐阜県は富有柿の発祥の地で、現在も柿の生産が盛んです。七宗町にある亡き祖母の家にも柿の木があり、そのまま食べたり干し柿にしたりと、子供の頃から親しんできました。故郷の美濃加茂市には、平安時代から千年以上の歴史のある堂上蜂屋柿があります。ていねいに作られた堂上蜂屋柿は、たまに頂くぜいたく品です。手で割くと太陽の恵みを凝縮したような美しい柿色。いにしえの人々はどんな景色の中で味わったのだろうと、思いを馳せます。
食で岐阜県の魅力を伝える機会には、堂上蜂屋柿も登場させます。数年前には、ロンドンで岐阜の魅力を伝えよう!と、美濃加茂の食材でポップアップ(期間限定)レストランを開催しました。イギリスに干し柿はなく、堂上蜂屋柿の色と味にたくさんの笑顔をいただきました。おいしいものがあれば、言葉や食文化の違いを超えて仲良くなれますね。
堂上蜂屋柿はそのまま食すのが一番とは思いますが、少しだけ手を加えると、また違った味わいを楽しめます。今回ご紹介するのは、柿の甘さを引き立てるシンプルなアレンジです。干し柿は、しょうゆやみそなど塩味と相性がよく、クリームチーズなどと合わせればおやつにもなります。堂上蜂屋柿だけでなく、お手元にある干し柿でもお気軽にお試しくださいね。
▽アレンジ
(1)甘さを引き立てるレモンひと絞り
(2)ブランデーやウイスキーをかけて
(3)有塩バターみそと合わせて
(4)白和えに添えて
(5)ゆで豚ロースしょうゆがけのアクセントに
(6)生ハム堂上蜂屋柿はオリーブオイルとこしょうで
(7)クリームチーズと和えてレモン汁を少し
(8)チョコレートをかけて極上スイーツに
(撮影:minokamo)





