岐阜県は8日、新型コロナウイルスの感染状況に関し、7日時点の県内医療機関での入院患者数が89人で前週の同じ曜日(5月31日)と比べて15人増えた、と発表した。病床使用率は2・0ポイント上昇し11・9%。重症者はいなかった。県健康福祉部の担当者は「じわじわと感染が拡大している状況」としている。

 県医師会が県と連携して運営する県リアルタイム感染症サーベイランスシステムによると、8日までの1週間に県内485の協力医療機関で新型コロナと診断された感染者数は1医療機関当たり3・6人。前週の同じ期間と比べて0・1人分増えた。県は10人以上となると、4段階の感染レベル分類でレベル2(感染拡大期)に相当するとしている。圏域別では、中濃圏域が4・6人と最も多い。

 また、国が指定する県内87の定点医療機関で4日までの1週間に新型コロナと診断された感染者数は計461人。前の週の同じ期間と比べて約4割増えた。1医療機関当たりでは5・30人で、コロナの感染症法の位置付けが5類に移行してから初めての5人台となった。圏域別では飛騨圏域が8・6人で最も多い。国は毎週金曜日に同じ期間の都道府県別の感染者数を発表している。