舞い上がる紙吹雪を背に、勇ましく駆ける神馬=2日午後5時55分、本巣市長屋、長屋神社

 神馬(しんば)にまたがった若武者が参道を走る祭礼行事「馬駆け祭り」が2日、岐阜県本巣市長屋の長屋神社であった。若武者役の乗り子が巧みに馬を操り、紙吹雪が舞う中を軽快に駆けた。

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 江戸時代から続く祭礼で県重要無形民俗文化財に指定されている。馬駆けは行事の最後に行われた。

 馬術で国体出場経験がある中村優太さん(25)=山県市出身、愛知県一宮市=が昨年に続き乗り子を務め、拝殿から参道の約100メートルを3回走り、走るたびに上着を脱いで衣装を替えた。1回目は赤の衣に扇子を持って家内安全を、次は紫の衣に吹き流しを持ち無病息災、最後に白の衣で花がさを広げ、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願。かさから紙吹雪が舞うと参拝者から拍手が起こった。

 中村さんは「神聖な場で事故なく走り切ることができた」とほっとした様子で話した。