大垣商×大垣南=2失点完投した大垣商左腕トリオの一人・篠田=大垣北
大垣商×大垣南=5回表大垣商1死二塁、日比が右翼越え2ランを放つ=大垣北

 秋季岐阜県高校野球大会地区大会は8日、西濃地区を皮切りに開幕し、来春の選抜に向けた戦いが火ぶたを切った。西濃地区は1回戦2試合を大垣北公園で行い、大垣商と海津明誠が2回戦に駒を進めた。

 開幕試合となった大垣商―大垣南は、今夏のメンバーが多く残る大垣商が三回表、4番鈴浦千惺、5番草ノ瀬敢心の連続適時打で2点を先取。五回には3番日比颯真の右越え2ランで加点。直後に2点差とされたが、終盤に得点を重ね11―2で圧勝した。先発の左腕トリオの一人篠田諭良が7安打2失点で完投した。第2試合は海津明誠が大垣工に2―1でサヨナラ勝ちした。

 秋季県大会は連合3チームを含む60チーム全参加のため、各地区大会ではトーナメントでシード校を決定。シードは岐阜地区が出場23チーム中6、西濃地区は10チーム中3、中濃・飛騨地区は18チーム中4、東濃地区は9チーム中2、選手権出場校の大垣日大を加えた16チーム。

 県大会の組み合わせ抽選会は22日に行われ、27日に開幕。東海大会は10月21日から長良川球場とKYBで行われ、来春の選抜には例年の東海2枠から1枠増の3校が出場する。

 【西濃地区】
 ▽1回戦
大垣商 002020043=11
大垣南 000020000=2
(商)篠田―草ノ瀬
(南)高橋、渡辺結―渡辺陽
▽本塁打 日比(商)▽二塁打 小川、青山、森内(商)伊藤2(南)

大垣工 000100000=1
海津明誠000100001x=2
(大)野原―佐久間
(海)清水一―棚橋
▽本塁打 渡辺(大)