中京×関商工=4回表中京無死一塁、田辺が左前打を放つ=長良川球場
中京×関商工=力投する関商工のエース兜森=長良川球場

 秋季岐阜県高校野球大会最終日は24日、長良川球場で3位決定戦を行い、中京が4―0で関商工を下し、3年連続26度目の東海大会出場を決めた。

中京投手陣進化中

 中京は四回表、4番三浦暖都、5番西川朝陽の連続適時打など4連打で3点を先取し、好投手兜森健心を攻略。九回に山本裕太の左前適時打で加点した。

 先発左腕の寺戸大凱は緩急を生かして的を絞らせず、6回無失点。1年の小原輝也から三浦、エース桑田剛心へとつないで関商工の反撃をかわした。

 関商工は五回と九回の2度の1死満塁など再三の好機を生かせず、粘投のエース兜森を援護できなかった。

 東海大会は10月10日に抽選、同21日から長良川球場とKYBで行われる。来春の選抜の選考資料となり、今回から東海枠が1増の3枠となる。

▽3位決定戦
中京  000300001=4
関商工 000000000=0
(中)寺戸、小原、三浦、桑田―田辺
(関)兜森―尾方