秋季岐阜県高校野球大会最終日は24日、長良川球場で決勝を行い、岐阜第一が4―3の逆転勝ちで県岐阜商を下し、23年ぶり6度目の優勝を果たした。東海大会には岐阜第一、県岐阜商、中京が出場する。
岐阜第一は3点を追う三回、3番酒井昊、4番阪口笙の連続適時打で1点差。八回には2死からの敵失を足場に暴投で同点とすると、8番に入ったエース水野匠登が左前打を放って勝ち越した。
先発の1年生エース水野匠登は立ち上がりに3長短打で3失点したが、中盤から決め球のスライダーをうまく使って、再三のピンチを切り抜け、県岐阜商の追撃を断ち切った。
県岐阜商は二回以降、加点できず、エース森厳徳が踏ん張ったが、逆転された八回は失策や暴投が響いた。
東海大会は10月10日に抽選、同21日から長良川球場とKYBで行われる。来春の選抜の選考資料となり、今回から東海枠が1増の3枠となる。
▽決勝
岐阜第一002000020=4
県岐阜商300000000=3
(岐)水野―阪口
(県)森―大東
▽二塁打 垣津、寺前(県)