商店街の店先で育つ空中スイカ。夏の風物詩になりつつある=多治見市本町
試食をしながら、空中スイカ栽培の手応えを語り合う参加者=多治見市本町、松正

 岐阜県多治見市の本町オリベストリートで有志が今年も「空中スイカ」の栽培に取り組んでおり、13日は同町の料亭「松正」で試食会が開かれた。20人余りが真っ赤にいろんだ小玉スイカを頬張り、栽培のこつや客の反応について語り合った。

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 空中スイカは、ネットをかけ支柱に宙づりにして育てる方法で、同町では安藤一成さん(74)が5年前から始めた。4年前から指導を受けた住民も加わり、市の協力も得て今年は16カ所、39鉢で実施。ながせ商店街や駅前商店街にも広がり、30日余りを経て両手のひらサイズの立派な実が実った。

 試食会にはまちおこし会社「華柳」が栽培した糖度11・5度のスイカが出され、参加者は「おいしい。今年は雨は多かったが、気温が高かったので甘くできた」「観光客も喜んでくれて写真を撮る人も多い。体を冷やす作用もあり、多治見のまちおこしにぴったり」と満足な様子。一方で、害虫のため枯れてしまったほか、着果が少ないといった悩みも多く、安藤さんから助言を受けた。