「こだわりの味を全国にPRしたい」と意気込む神林義治社長=岐阜市元浜町、かわらまち花ざくろ

 新型コロナウイルス感染拡大で、売り上げを落とす岐阜市の飛騨牛料理専門店「花ざくろ」は、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を活用して、牛タンジャーキーを商品化するプロジェクトを進めている。店で提供されない部位を活用することで食品ロスの削減にも資する取り組みとしてアピールしている。

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 同店は市内に2店舗あり、うち長良川河畔の「かわらまち花ざくろ」はインバウンド客でにぎわいを見せたが、コロナ禍で売り上げを大きく落とした。創業50年を迎える来年を前に、新たな販売形態を模索する中、CFに初挑戦した。

 牛タンジャーキーは、ステーキ用のしょうゆだれがベースの自家製だれに漬け込んで約1カ月熟成した逸品。商品はジャーキーのほか、飛騨牛生ふりかけなどと組み合わせたセット5種類(4240円~1万8千円)を用意。CFサイト「Makuake(マクアケ)」で、8月19日まで受け付けている。

 同店を運営する「石榴(ざくろ)」の神林義治社長(46)は、「大切にしてきた小規模受注生産という考え方とおいしさを全国に発信し、ファンを一人でも増やしたい」と話した。