広島でともにプレーした高萩洋次郎(左)から花束を受け取る柏木陽介=岐阜市内

 今季限りで現役を引退するJ3・FC岐阜の元日本代表MF柏木陽介(35)が5日、岐阜市内で引退会見を開いた。「サッカーが本当に好きで、本当に楽しかった。苦しいこともあったけど、僕の中では幸せだった」と18年間のプロ生活を振り返った。

 J1広島やJ1浦和時代は、左足から繰り出される高精度のパスを武器に、日本トップクラスの選手として活躍した。2021年に岐阜に移籍すると、背番号には県内の市町村数と同じ「42」を背負った。オフには県内の名所に足を運ぶと、その様子を交流サイト(SNS)で積極的に発信した。...