引退会見で18年間の現役生活を振り返る柏木陽介=岐阜市内

 このチーム(FC岐阜)に来られてよかった―。今季限りで引退するJ3・FC岐阜の元日本代表・柏木陽介(35)が5日、引退会見を行いました。岐阜に残る決意に加え、「チームを救うゴール」を決めた浦和での思い出や、元FC東京のDF太田宏介と語り合った「引退後」のビジョンなどを明かしました。記者会見で語った一問一答のほぼ全文です。

 ―今の率直な気持ちは。
 「僕のサッカー人生は幸せ。サッカーが本当に好きで、本当に楽しくて。もちろん、苦しいこともあったけど、僕の中では幸せだった。やっと走るのを終えられると思うと、正直ホッとしている」

 ―引退の理由は。
 「昨年にアキレス腱(けん)断裂のけががあって、その時に『やれてあと1年ぐらいじゃないか』と感じていた。現代のサッカーに対して、自分が去っていくタイミングとも感じていた。体が動かなくなったとか、走れなくなったという感覚はなかったけど、負傷しがちな体になっていたことも一つの要因。サッカー人生30年間、走ってきた。走らない生活、いろんなことを気にせず、食事やお酒を食べたり飲めたりするのは幸せだと感じていた。そういった思いの中から引退を決意した」

 ―今やりたいことは。...