「岐阜県揖斐川町の隣の池田町」。これに当てはまるのは、2県の2町、岐阜県の池田町と福井県の池田町です。この3町を通るのが国道417号。11月19日には岐阜、福井県境を貫く「冠山峠道路」が開通しました。新たにできた道路を通り、二つの池田町の役場の間を車で走ってみました。

岐阜県池田町役場(左上)と福井県池田町役場(同下)と冠山峠道路開通記念碑

 岐阜県の池田町役場を平日の午前11時ごろ出発。国道417号は役場のすぐ前を通っています。この道を、ひたすら北に向かって進んでいくことになります。このあたりは濃尾平野の西端。山は近いが、平地が続くという地形です。

岐阜県の池田町役場

  揖斐川町の市街地へと入っていきます。養老鉄道揖斐駅の先で、粕川と揖斐川の二つの川を橋で渡ります。10分ほどで揖斐川町役場の近くに着きます。交差点を左折すると、国道303号と重複する区間となります。次第に山あいに入っていきます。坂を上がり、谷沿いをトンネルの連続で通り抜ける区間です。周囲の車の数も次第に減っていきます。...