北濃駅に停車する列車と転車台
北濃駅で折り返す列車=郡上市白鳥町
北濃駅構内の転車台。国の登録有形文化財

 岐阜県内には、地域に根ざしたローカル鉄道があります。その一つ、長良川鉄道は、美濃加茂市の美濃太田駅と郡上市の北濃駅を結ぶ72.1キロの路線。その名の通り、岐阜県を代表する清流・長良川に沿った路線です。終点の北濃駅は、どのようなたたずまいなのでしょうか。見に行ってくると、鉄道の歴史の一端に触れることができました。

 訪れたのは11月下旬。美濃太田駅から列車に乗り込み、一気に終点を目指します。平日の午前中でしたが、発車10分前には座席が埋まるほど。大半の人が郡上八幡駅で降りていきました。

 長良川沿いの山々では、木々が色づいていました。一方で、遠くの山が白くなってることにも気付きました。さらに美濃白鳥駅まで来ると、線路脇に雪が残っていました。秋と冬が同居したような気候。つい最近まで暑い日々だったのが、一気に駆け足で冬の入り口まで来たようです。

 北濃駅は1934(昭和9)年8月に開業。今は無人駅となっています。駅前には国道156号が通ります。その向こうに流れるのは長良川。勢いよく清流が流れています。

 北濃駅の構内には、国内最古級の転車台が残されています。...