被災地に向かう緊急消防援助隊の岐阜県隊の消防車両=1日午後9時55分、郡上市高鷲町、東海北陸自動車道
被災地に向けて出発する、高山市消防本部の緊急消防援助隊=1日午後8時50分、高山市桐生町、市消防本部高山消防署
地震発生を受けてドライバーに注意を促す電光掲示板=1日午後5時26分、下呂市萩原町上呂、国道41号
開設された災害対策本部で対応にあたる職員ら=1日午後6時36分、飛騨市役所
スマートフォンで状況を確かめる観光客=1日午後6時42分、高山市花里町、高山濃飛バスセンター
岐阜県内の被害発生状況を確認した県の本部員会議=県庁
開設された避難所に一時避難した住民=1日午後7時28分、飛騨市古川町若宮、町公民館

 1日午後4時10分ごろ、石川県で震度7の地震があった。震源地は石川県能登地方で、地震の規模はマグニチュード(M)7・6と推定される。気象庁は石川県能登に大津波警報を発表。石川県の輪島港では1・2メートルの津波を観測した。揺れは青森から九州まで広い範囲に及び、岐阜県内では高山市と飛騨市で震度5弱を観測。飛騨地方を中心に断続的に揺れが確認された。

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 岐阜県は1日、災害警戒本部を設置し、被害状況の把握を進めている。午後7時現在、岐阜県内で人的被害は確認されていない。県は消防庁の要請を受け、緊急消防援助隊45人を石川県の奥能登地方へ派遣した。

 高山市、飛騨市、白川村は災害対策本部を設置した。高山市内では片野町、石浦町で一時断水を確認した。飛騨市は、不安を抱く市民からの相談などを受けて、古川町、神岡町、河合町、宮川町にある各公民館に自主避難所を開設した。

 NEXCO中日本によると、午後7時現在、東海北陸自動車道の小矢部砺波ジャンクション―白川郷インターチェンジ間の上下線が通行止めとなっている。高山濃飛バスセンター(高山市)によると、この影響で同区間を走る高速バスは運休となった。

 地震に遭い、高山市内の旅館で勤務中だった女性は「これまでに経験したことのない強い揺れ。天井からほこりが落ちたり、扉や引き出しが開いたりした」と話した。孫2人と自宅にいた高山市の主婦は「こんなに長く揺れる地震は経験したことがない。元日から緊急地震速報が何度も鳴って不安だが、北陸の皆さんはもっと心配だと思う」とおもんぱかった。
 
 岐阜県内の震度は次の通り。

▷震度5弱=高山市、飛騨市

▷震度4 =下呂市、白川村、中津川市、郡上市、瑞穂市、大垣市、海津市、輪之内町

▷震度3=岐阜市、羽島市、各務原市、山県市、本巣市、岐南町、笠松町、北方町、関市、美濃加茂市、可児市、富加町、川辺町、白川町、御嵩町、養老町、垂井町、関ケ原町、神戸町、安八町、揖斐川町、大野町、池田町、多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市

▷震度2=美濃市、坂祝町、七宗町、八百津町、東白川村