Q.昨年から「セラミックバレー ミノ ジャパン」と英語で書かれたロゴステッカーを貼った車を岐阜県多治見市内でよく見かけるようになりました=写真=。てっきり全てが市役所の車だと思っていましたがそうでもないようです。どういう人たちが、どんな意味で付けているのでしょうか。また、セラミックバレーとは何なんでしょうか。(多治見市・50代パート女性)

◆美濃焼産地、活性化の旗印

A.多治見市によると、2020年から東濃西部3市の公用車などに貼り始め、民間の事業者にも広がりました。陶磁器関係の商社やメーカー、地元の金融機関が社用車に貼り付けていることが多いようです。

 その狙いについて「セラミックバレー協議会」のチェアマンを務め、多治見市でタイル製造販売会社を経営する笠井政志さん(63)に聞きました。「東濃・可児の美濃焼産地が一丸となって産業と地域の活性化を目指すための『旗印』で、産地を一体的にブランディングするためのもの」ということです。米国のシリコンバレーのように、美濃焼関係の関連企業や団体が集積する地であることからセラミック(陶磁器)バレーとしています。

 協議会は3月、瑞浪市でクラフト作家らの作品や飲食を楽しめる「第1回セラミックバレークラフトキャンプ」を催すなど、産地に住む多くの人たちを巻き込んだ取り組みも予定しています。また、4月は「タイル」という名称が統一されてから100年の節目。記念イベントも予定しています。