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 寒い冬。とにかく体が冷えて冷えて…という方は多いのでは。冷えて体が弱ることで感染症になりやすくなるのは周知の事実です。新型コロナウイルスという言葉こそ耳にする機会は減りましたが、インフルエンザは悩みの種。すでにかかってしまった方もいるでしょう。元気いっぱいに冬を乗り切るため、できることを探してみませんか。

冷えのせいで疲れやすくなる?

 寒い毎日、手首や足首が冷えすぎて眠りが浅くなったり、着込んでいても全然温かくならなかったりと、冷えに悩む大人は多いでしょう。「冷え性」という言葉には明確な定義はありませんが、手や足、腕などが冷えている感覚があれば冷え性だと思っていいでしょう。冷え性と言えば大人の悩みというイメージがありますが、中には冷え症に悩む子どももいます。

 3歳から12歳の子どものいる母親を対象に、北海道、東京都、大阪府、沖縄県で行われた「冷え性ママと子どもの不調に関する調査」(2015年養命酒製造株式会社調べ)によると、自身の冷えを感じているママの割合は80.2%、子どもの冷えを感じているママの割合は13.6%でした。ママの体感にはなりますが、冷え性の子どもはそうでない子どもよりも2倍風邪をひきやすく、そして2倍、イライラしているということも明らかになりました=図=。疲れやすさについてはなんと4倍…。冷え性自体は病気ではありませんが、冷えが気になる→眠りの質が落ちる→体調が悪くなる、集中力が低下するという悪循環にもなりかねないので、深刻な症状が続くのであれば、一度診察を受けることをおすすめします。

 

新聞紙で工夫をして室内で遊ぼう

 子どもの冷え性予防にはやっぱり運動。遊びながら足を鍛えることで血液の循環が良くなることも期待できます。「子どもは風の子」という言葉はパパやママが子どもの頃ほどは聞かなくなりましたが、寒い日でも外で元気いっぱいに遊ぶことができたら理想です。しかし、付き添う親がどうしても外に出たくない…という気分のときもあるでしょう。ここでは室内でできる、新聞紙を使った体を動かす遊びを紹介します(文部科学省の幼児期運動指針より抜粋)。体を動かす遊びにはさまざまな動きが含まれていますので、ぜひチャレンジしてみましょう。

 

体を温める食べ物を食べよう

 そしてやっぱり食事は大切。生野菜のサラダや冷たい牛乳などは体を冷やしてしまいますので、できる限り温めて出すようにしましょう。ただ、温めて食べれば何でもOKというわけではありません。一般的に冬が旬であったり寒い地域でとれる野菜や果物は体を温め、夏が旬であったり南国のものは体を冷やす場合が多いと言われています。もちろん全てを、体を温める食材で固めることは難しいですし、こだわりすぎるがゆえに栄養価が偏ってしまっては元も子もありませんが、迷った時は参考にしてみてくださいね。

 「あったか×時短×子どもが喜ぶ」をキーワードに、コープぎふにおすすめレシピをうかがいました。

作ってみよう!

ホットプレートであったか ハンバーグドリア

【 材料 4人分 】
生ハンバーグ(CO・OP)・・・4個
油・・・大さじ1
温かいごはん・・・500g
トマトケチャップ・・・大さじ6
バター ・・・10g
塩、こしょう・・・適量
コーン・・・大さじ4
ピザ用チーズ・・・80g
ブロッコリー(小房に分けてゆでる)・・・適量

●ホワイトソース
ホワイトソース(CO・OP)・・・1袋(280g)
牛乳・・・100ml
塩、こしょう・・・少々

【作り方 】
ホットプレートに油を熱し、ハンバーグを冷凍のまま焼きます。焼き色がついたら裏返して水大さじ2(分量外)を入れ、ふたをして5分ほど蒸し焼きにし、取り出します。
ごはんにケチャップとバターを混ぜ、塩、こしょうで味を調えます。
ホワイトソースに牛乳を混ぜて塩、こしょうで味を調えます。
ホットプレートの余分な油をふき取り、ごはんを広げ、コーンをちらして③のソースをかけます。
ハンバーグを乗せてチーズをふり、ふたをしてチーズが溶けるまで加熱します。
 最後にブロッコリーを飾って完成!
 

食べさせたい!
体を温める食べ物(一例)

白米よりは玄米 そば 全粒粉パン 牛肉 豚肉 鶏肉 赤身の魚 ニラ 生姜 納豆 カボチャ 長ネギ ゴボウ チーズ ニンニクなど