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 いよいよ夏本番!保育園に通う子どものパパやママは「お盆期間中が希望保育になるぐらいで、普段と大して変わらない」かもしれませんが、幼稚園に通う子どもがいる家庭は切実・・・。パパやママの多くは「40日ほどある夏休み。毎日何をしたらいいのか」と途方にくれていることでしょう。旅行の計画を立てている方も多いでしょうが、大抵は数日で終わってしまう話でしかなく・・・。それ以外の毎日を楽しく、そしてあまりお金をかけずに過ごせたら一番いいですよね。

 そこで今回の特集のテーマは「あまりお金をかけずに夏を乗り切ろう」です。おすすめの過ごし方や子どもが夢中になれそうな工作などを紹介します。

 

みんなはどう過ごしているの?

 Join2024年春号アンケートで読者に「おすすめの夏の過ごし方を教えてください」と質問してみたところ、たくさんの回答が寄せられました。「冷房の効いた公共施設をはしご」「涼しい時間帯に公園に行く」などもありましたが、ダントツで多かった答えが水遊びです。

 午前中にテントを張ってその下でおうちプールやシャボン玉遊び。おやつには家にあるアイスやゼリー、冷凍フルーツを使って自由にパフェづくり。午後からは部屋の中でトランプやかるた、かくれんぼ、ぬりえ等をみんなで楽しみます。

〈美濃加茂市/6歳、4歳、2歳のママ〉

 お風呂プールですね。湯船に少し水をためて、食器洗い洗剤の容器で水鉄砲したり、スーパーボールを浮かべて遊んだり。そのまま体や頭も洗えて片付けも楽です。

〈羽島市/7歳、4歳のママ〉

 カーポートの下でのプールです。家なら何しても誰にも怒られませんし、たくさんの荷物を持って出かけることもなく楽です。さまざまなものを入れて遊んでいます。

〈関市/2歳、0歳のママ〉

・・・などなど。

暑い夏はやっぱり水遊びが人気ですね。

各務原市のオアシスパークや美濃加茂市のぎふ清流里山公園のじゃぶじゃぶ池などに行くという人も多かったです。
 

ルールを確認して安全に水遊びをしよう

 公園の噴水や川などの中には水遊び禁止の場所も多くあります。多くが水質や安全面の問題から禁止になっていますので、子どもを危険な目にあわせないためにも確認してから遊んでくださいね。また、水遊びOKの場所でも、「素足禁止(またはサンダル禁止)」「水遊びパンツならOK」「おむつを履いている子は不可」「撮影禁止」などのルールを設けている場合がありますのでHPや立て看板などで確認しましょう。

 そして、全ての水遊びで言えることですが、水深がどれだけ浅くても溺れることはありますし、水場から出ようとしたタイミングで転倒することもあります。

パパやママが気をつけることは

浅いからといって目を離さないで!

目を離さない、子どもだけにしない
●お風呂用の滑り止めを敷く(自宅プールの場合)
●終わったらすぐに水を抜く(自宅プールの場合)
●自宅以外の場合、ルールを確認する

など、安全に遊べるように配慮しましょう。

 

【COOKING】
缶でコロコロアイスクリームづくり

 アンケートでも、ジュースやゼリーを凍らせておやつにしているという声がありました。夏にはひんやりスイーツは必須! 時間があるなら、家にある道具を使ってアイスクリームを作ってみませんか? 缶をコロコロと転がして作る方法ですので、幼い子どもも一緒に挑戦してみては。

 材 料 
〈食材〉
●生クリーム・・・・・・50㎖
●牛乳・・・・・・・・・・・100㎖
●卵・・・・・・・・・・・・・・1個
●砂糖・・・・・・大さじ3杯

〈冷やすための材料〉
●ふた付きの丸い缶(茶筒ぐらいの大きさ、今回は直径8㎝×高さ11㎝)
●丸い缶が入るサイズのふた付きの筒状の大きな缶(今回は直径12㎝×高さ13.5㎝)
●塩・・・・・・・・・・100g以上
●氷・・・・・・・・・・たくさん

❶生クリーム、牛乳、卵、砂糖を混ぜる。

❷①を丸い缶に入れてラップをかけてふたをし、ガムテープでしっかりとめる。

❸②を筒状の大きな缶に入れる。

❹大きな缶と丸い缶の隙間に氷と塩を隙間なく詰める。

❺④にふたをしてガムテープでとめてビニール袋に入れてかたくしばる。

❻⑤をタオルでまいて輪ゴムでとめる。

❼20分間、⑥をコロコロと転がし続ける。
 

❽大きな缶の中から丸い缶を取り出し、液体が揺れる音がしなければ完成。

 

※まだ液状だったのであれば、氷と塩を入れ直して再度転がしてください。

【CRAFTS】
優しいあかりを作って夕涼み

 ちょうちんやあんどんのあかりを見ると、なんだか涼しげな気持ちになれるという方もいるのでは。実は「風船」を使うことで簡単にあかりを作ることができます。午前中に作って日中に乾かして、夜にベランダで点灯させ…とすれば一日中楽しめるかもしれません。

 材 料 
●習字紙3枚程度(なければコピー用紙でもOK)
●風船(型として使うだけなので何色でもOK)
●でんぷんのりや液状のり
●水
●牛乳パック
●懐中電灯(あまり大きくないもの)
●飾り用に毛糸やシールなど
●発泡トレイ

❶牛乳パックを半分ぐらいのところで切る。切り口に5㎝程度の切り込みを各面に2本ずつを入れる。

❷風船を膨らませて先を結ぶ。

❸紙を細かくちぎる(5㎝四方ぐらいが目安ですがばらばらでもOK)。

❹発泡トレイにのりを出し、のりの量の5倍程度の水を加えて混ぜる。

❺のりにちぎった紙をひたし、風船が全て隠れるように貼る。

❻毛糸でデコレーションする場合、毛糸をのりにひたして貼る。毛糸の上にもひたした紙を貼る。

❼①の上に置いて乾かす(半日~1日程度。湿度の高い日は乾きが遅いです)。

❽乾いたらシールを貼ったり絵を描いたりして飾り付ける。

❾結び口をはさみで切って風船をぬく。

❿風船をぬいたところを懐中電灯が入る大きさに切る。

⓫牛乳パックに懐中電灯を入れ、⑨をかぶせて完成!