収穫されたばかりの「長良ぶどう」。生産者が実の選別作業を行っている=岐阜市長良志段見、○三酒井農園直売所

 岐阜県内屈指のブドウ産地である岐阜市長良地区で、特産の「長良ぶどう」の収穫が最盛期を迎えている。12軒の直売所が並ぶ長良川右岸沿いの県道では、ブドウを買い求める客でにぎわっている。

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 長良ぶどうは約100年の歴史があり、大正期に山梨県出身者が栽培を始めたのが起源とされる。同地区は砂地で水はけが良く、長良ぶどう部会(酒井政彦部会長)の会員35戸が計約8ヘクタールで栽培している。

 早朝に収穫されたブドウは、生産者が傷んだ実をはさみで切り取って選別した後、店頭に並べられる。○三酒井農園(同市長良志段見)では、約40アールでデラウェアや巨峰など15品種を栽培している。同農園の酒井勉さん(63)は「今年は冬場が暖かかった影響で生育が早く、昨年と比べて出来も良い。粒が大きくて甘い長良ぶどうをぜひ味わってほしい」と話した。

 直売所では9月ごろまで販売している。ブドウ狩りを行っている農園もある。